優しい針の外し方


Friendly releas Can you do it.
魚を優しくリリースしよう。

さて、魚を釣り上げ、針を外す。
この作業は、様々な方法がありますね。

この針外しの中で、最も難いのは針を飲み込まれた時です。

時々、魚を掴まずハリスを持ったまま、針外し棒を、何度も奥まで強く押し入れている方を見受けます。
リリースしても魚は弱って死んでしまうか、トンビや他の鳥の餌食になってしまいます。

これでは、釣り人は針を外したいだけで、ただ殺しているリリースになってしまいます。

こんなリリースは、釣り人の誠意ない行為にしか映りませんね。

そこで、私が経験してた中で飲み込まれた際、最も魚を傷付けない針外しの方法をご説明いたします。

上画像をご覧ください。
《上から順番に針が外れるまでの作業手順画像》

黒いスポンジが魚の口の中と仮定してください。

先ずは魚を片手でしっかり掴み、針外し棒を魚の唇に当てて、魚の口を開けるようにします。

口が開いたら、針外し棒を1cmほど入れて、唇が閉まるのを防ぎます。

そして、口を開かせ、針のふところの向きを確認します。

そして、優しく針外し棒を挿入していきます。

針外し棒の二股部を針のふところ部に差し込みます。(図1)

差し込んだら、奥へ押すように針を外します。(図2)

この時、針をはずす分だけ押します。
深く差し込んでしまうと魚が弱ってしまいますので、あくまでも針が外れる分を押し込むだけです。             

針が外れたら、人差し指の背と中指の腹でハリスを挟んだままハリスごと針外し棒を引き上げます。(図3)

これで針は外せます。

型が大きければ小指を口に入れて小指の先で針のふところ部を押して、小指に針を挟んだまま抜き上げます。

魚を傷つけないでリリースしたら大きくなってあなたの元へ戻って来るかもしませんよ。
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