針は頻繁に結び換える。
針は頻繁に結び換える。
磯に立ちタックルを思考する。

仕掛けを組む時に何を一番に優先思考するか。

gure8の場合ですが、一番に選ぶのはウキです。

コマセを打ち、風・波・潮目などを観察してウキを選びます。

次に道糸(ナイロン・PE・比重で選ぶ)・ハリス・ハリスウキ又は目印となるウキゴムなど2段ち装着(下潮次第)そして針の順番に組んで行きます。

さて、今回の表題である【針】についてですが、通常なら使い慣れたお気に入りの針を選ぶのですが、やはり潮・風・波を観察して仕掛けを組んだのですから、針もこの環境にあう物を選ぶようにしています。

太線形又は細線形を用いるか、さらにカエシありなしか半スレかスレか。
そしてストレートかひねりにするかと思考します。

そしてカンヌキに掛けるか飲ませるか・・・これらのことも思考する範疇です。

そのため、季節によりますが最低12種類の針を一袋づつ針ケースに入れて釣行します。

予備として回遊魚や大型に出くわす事も稀にありますので7号から15号まで予備ケースに忍ばせています。


gure8の場合はまずコマセの軌道を観察しますが低層など深場を探る時は目標なる簡易ハリスウキを装着して、下潮を観察します。

下潮が緩そうな時はひねくれグレ
下潮がやや動いていそうな時はトーナメントアブミ
下潮が強い時は一発グレ又は掛かりすぎグレ
と言ったように細線形を選んでいます。

gure8の場合は殆どがスレか半スレ針を用いています。

ここから活性により喰いが立つか立たないかで針を返しのあるなし、中軸・太軸などに替えて行きます。

ここで表題の針を結び換える。
このタイミングについてgure8流をお話しします。

特にスレ系統の針は針先が鋭い分、鈍りやすく、磯の岩に擦れたり軽い根掛かりになればあっという間に針先が潰れてしまいます。

他の種類の針でも同じですが、特に刺さり重視の針なら目的は『刺さる』事ですから、そんな時は迷わず針を結び替えます。

また、30cm前後のクラスを釣った時も直ぐに結び換えます。

針は一度の釣行でかなり消耗しますが、刺さり重視を思考するならここがキモになります。

針は惜しがらず新しい針に結び換える事がすっぽ抜けやバラシも防げます。

故に魚との接点である【針】は一番重要なパーツだとも言えます。




針先をチェックする方法として親指の爪に針先を立てた針が爪に引っかかればそのまま継続します。

少しでも爪の表面から針先が流れれば直ぐに結び換えます。
これは新しい針を結ぶ際、最初に試しておけば針先の潰れ具合を掴めます。

地合いを流さないために画像のようにグローブやベストマグネットに数種類用意しておけば作業の簡素化が可能です。

ポイント:
◯針先は仕掛け回収毎にチェック。
◯すっぽ抜けた時は結び換える。
◯海況や魚の活性・サイズによって選ぶ。
◯針結びはハリスを湿らせてから締める。