魚をバラス失敗の原因

釣りをされる方なら痛いほど体験していることだと思います。

Gure8も数え切れないほどばらして来ました。

さて、ここでは『何故バレたのか?』

この疑問を探ってみましょう。

又、その原因のヘッジ対策としてGure8の体験をも掲載させたいただきます。

①先ずは掛けてからラインテンションが抜けてしまうとバレる原因になります。

このテンション抜けとは、ラインスラックが必要以上に有ると合せの際、ロッドがピタリと止まらず、タメまで連続して移行出来ません。
ラインのスラックの分だけロッドのブレ戻り(合わせた後、ロッドが再度直線状に戻ること)或いは、たわみ(横方向で掛けた場合)があるとそれだけでテンション抜けになりバレる原因になります。

②合わせが上手く行っても、タメの作業までが連続していないと魚の頭がこちらへ向かず小さな魚でも強い引となり、針チモト切れなどの原因になります。

③更にロッドが立っていないと4〜5番の特性を活かせません。
これでは3番までのポテンシャルでの力勝負となりハリス切れを起こしやすくなります。

①②③はビギナーに見られるバラス要因です。

さて、次に魚を寄せる角度によるバラシです。

これもよくある原因です。

この角度とは、例えば魚が左に泳いでいてもロッドを真上に立ててやり取りしていると言う意味合いです。

これではロッドのねじれが発生してしまい、2番あたりまでのポテンシャルしか活かせない事が多々あります。

例えばG社のロッドや、ひと昔前のタイプのロッドなどはネジレが大きく、伸され気味になります。

これもバラス原因となります。

この状況でのオペレーションは竿を寝かしてテンションが一直線状になるようにやり取りすることでネジレによるバラシを防げます。

次に根に入られて瀬擦れによるバラシ。

浅場での瀬、又は複雑なシモリが多いポイントなどでは特にバラスリスクが高くなります。

この対策は下記5:5:1のMethodをご参照ください。

浅場・複雑な根5:5:1のMethod
浅場・複雑な根5:5:1のMethod