1・旧トーナメントLBC2500
2・プレイソ2500HLBD
3・トーナメントISO3000SH-LBD
1の発売当時は画期的なシステムが組み込まれ、ローター・ベールは改良されて快適でした。
巻き上げ量は確か1回転85センチだったと思います。
定期的なメンテナンスが必要です。
2の重量は3に比べるとずっしり感は否めません。
しかし、マグシールド・ザイオン(樹脂金属)などを採用ているので、旧トーナメントよりははるかに快適で軽い。
巻き上げは、プレイソLBDに比べれば若干重たいオペレーションになりますが、魚が掛かっていれば重さは変わりません。
釣趣にもよりますが、遠投やトーナメント志向で、巻き上げ 量を重視するならHLBD、仕掛け回収は軽く、磯際でのパワー勝負やショートロッドにて釣行ならLBDがお勧めです。
メンテナンスも安易で全体が水洗い可能です。
逆転は従来同様、スプールが上下するため若干手元に圧力が伝わります。
それでも逆転圧力は旧モデルより軽くなりウキ止めをずらしたり仕掛け交換の際のローター逆転は弱い力でもスムーズに逆転します。
3の今期のフラッグシップモデルで相当に軽い仕上がりです。
金属部のほとんどがザイオンを採用しているので、まるでオモチャと表現したくなるほどの驚きです。
マグシールドなので水洗い可能でメンテナンスは安易で快適です。
正にイノベーションギアとか言うリールです。
しかしながら、欠点もあります。
逆転の時のスプールは上下しないので魚にストレスを与えないと言うキャッチフレーズですが、仕掛け交換などで逆転をさせる際、有る程度力を入れないと逆転し始めません。
これは水中下に居る魚に対しても同じ働きになりますので、逆転初動時にある程度の優しいやり取りで逆転させないと魚を暴れさす原因にもなります。
硬性に欠けているという点も否めなく、当たりや擦れには弱く、傷は付きやすいです。
またスプールボディはカーボン樹脂なので少しの圧力でも割れてしまいます。
スプールカバーで補強されてますが取り扱いは丁寧にされることが肝心です。
長い時間の釣行なら軽さこそ快適ですが、ひと潮程度の釣行でしたら、旧レバーリールを知る方なら、プレイソで十分満足出来るラインです。